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2008.02.13 Wednesday
先のアジア飯店と同じくアジアでフラフラしていた御仁の本。

しかし、こっちのほうが、バイオレンス&シリアスなかんじ・・・

鴨志田氏が文を書いて、西原氏が漫画を描き、それを一冊にまとめましたというスタイル。

お二人は夫婦らしい。

とにかくヒドイ人、イイカゲンな人のオンパレードであるが、不思議と憎めない。

漫画は好き嫌いがあるだろうが、鴨志田氏の文は優しく、そういうダメな人への愛情が感じられる。

様々なエピソードがあるが、バンコクで生活する日本人を中心に書かれている。

特にレックという娘との恋愛話はせつないなぁ・・・

あとポルポト派ゲリラとの遭遇は本当にすごい体験だと思う。

先のアジア飯店の岡崎氏もバンコクを拠点にしていたみたいだ。

行ったことのない俺にとっては、バンコクというイメージがよくわからないが、日本人街があるくらい日本人には住みやすいところらしい?

俺の部屋の外はちょっとした吹雪になっているが、現在バンコクの気温は28℃らしい。

ホントにうらやましい。

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2008.02.13 Wednesday
アジアでフラフラしていた著者の涙と笑いのグルメ日記?

こういう本は好きだなぁ。

自分がやりたくて出来なかったことをしてきた御仁の本だなぁ・・・

1962年生まれ。

80国を訪問しているという。

この本は1999年に出版されている。

韓国とか台湾の食事情を書いた本はけっこうあるかもしれないけど、パキスタンとかイランのソレはあまり無いでしょう。

身売りされていく少女のための晩餐とか、身分的に最下層の乞食のため食事を作ってあげるカレー屋の主人とかいろいろ考えさせることも多い。

短い話ばかりであるが、内容はギュッと詰まって濃い。

なんか新書ばかり読んでいるなぁ・・もうちょっと違った本も読みたいなぁという俺のような30代後半以上のオジサンには特にお勧め。

電車の中で読むより、寝酒をやりながら一晩に一話づつ読むのがいいかもしれない。
2007.01.30 Tuesday

おもしろかった。

映画は観ていないけど、マンガを全冊読んだ。

近頃気に入っていている古本屋さんに全冊セットで売っていたのだ。

幾つか設定にご都合的な無理があるとか、細かいことは置いといて、物語として一級品だ。

特にヒロイン役?のミサを救おうとして自らの命を絶つ死神2人。

ジュラスとレム。

きっと、こんな死神もいるのかもな・・・

と、思ってしまう。

死神が死神でいることのほうが辛いのかもしれない。

ちょっと、あのフラッシュの名作「終わらない鎮魂歌を歌おう」を思い出した。


一方、リューク&夜神月vs L の対決はことさら面白い。

しかし、ここだけはどうかと思うところがある。

L を殺してしまうのは、物語として必然だったのだろうか疑問に思う。

結局は L を継ぐ者によって夜神月は裁かれるのであるが、できれば L との直接対決を期待していた。

直接対決は無理であっても、「死せる孔明、生ける仲達を走らす」という設定もあって良かったと思う。

ま 贅沢言うなってことでもあるが。

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