例によって新しい竿のテストである。
元田には、もう一つ池があって、すいてる時にはそこでもルアーが出来るという。
最近気づいた。
教えてちょうだいよ・・・
さて、そっちの池はかなり魚影が薄い。
そして、水もクリアー。
魚の警戒心も強いようだ。
ちょっと大きめ。
シビアな釣りになりそう。
「こっちは、ちょっと大きめのスプーン。池が明るいから暗め・・・クランクとか持っていればそっちのほうがいいよ・・・」
と教えてもらう。
アドバイスありがとう。
でも例によってスピナーから始める。
明らかにいつもの池とは違う。
魚がピリッとしてるかんじ。
こっちのほうが好みかな。
広いので飛距離の具合もわかりそうだ。
5投目くらいでキタ。
綺麗なニジマス。
スプーンに変える。
レオン レッドテール
無反応・・・・
シマノ ロールスイマー
無反応・・・・
風牙 オレンジ
かすりもしない・・・
ノア チョコレート
ちょびっとだけつつく
ほんとに地味なんだな~
なんか仙台の山奥のつりぼりを思い出す。
コータックのベージュっぽいヤツでやっと一匹。
ここで赤目玉登場。
この前イトウを釣ったアレだ。
やはり赤目玉はすごい。
万能だ。
たてつづけに2匹。
ただ何を隠そう赤目玉は異常に軽くてぜんぜん飛ばないのだ。
で、ついにヤツがやってきた。
ガバーーーーッと
ひっさしぶりだなや~
40cmのイワナ。
じつに一年以上ぶりか。
前は仙台だったもんな。
イトウよりイワナのほうがうれしい。
あと 残るはヤマメだな・・・
あの・・・
その・・・
えーと・・・
竿を折ってしまった。
なんとも情けないことに、踏んでしまったのだ。
釣り人にあるまじきこと恥を知れ!!
そのことはまた書くこともあるかと。
思えば、去年の3月から20ヶ月、東北や関東の山奥を共にマシラのごとく駆け巡ってきた戦友である。
おいたわしや・・
まぁ
とにかく、新しい竿が必要なのだ。
そこで、ダイワ・ファントムTR 2ND 56XUL
ちょっと短いかな~
柔らかすぎるかな~
と、思いながらも、店に0.8gのルアーを投げられる竿は数えるくらいしかない。
それも、コレの他には、ちょっと不安なくらい安い竿と、ちょっと不遜なくらい高い竿しか無いのである。
で、考える余地があまりなくコレになりました。
まぁ 来年の渓流はもうちょい上に行くつもりなので、これくらい短くてもいいか。
さて、どんな具合でっしゃろ・・
と、軽い気持ちで元田養鱒場へ。
ルアーマン2人。
平日の真昼だというのに、必ず人が居る。
まぁ 俺も平日休みの仕事なわけだが。
まぁ ポチポチ釣れてるみたいっしゅ。
で、俺もさっそく・・・
スピナーから始める。
一投目。
元田養鱒場は狭いので、飛距離の具合はよくわからん。
短いぶんだけコントロールはしやすいような気がしないでもない。
思ったよりも堅いのかな・・・・そんな気もするな・・・
二投目。
釣れた。
特にどうと言うことは無い。
まぁ いいんじゃないかな。
さて、スピナーと言うと、どこの管理釣り場でも怪訝な顔をされる。
あのさ・・自分なりの考えがあってやってるの!!
ほっといて!!
赤い目玉に羽がくるくる回る軽量スピナーに変えてみる。
表層には小さいのばかりなので、ちょっと潜らしてみる。
中層のでかいヤツを狙うのだ・・・・
そしてヤツはやってきた。
でかっ!!
ヌラ~っと真っ直ぐルアーを追いかけてる・・・・
あと5mほどでバグッと食いつくのが見えた。
とたんにリールが悲鳴をあげる。
ビビビーーーっと左に右に
竿も半月状にまがっとる。
けっこうしっかりフッキングしているようなので、しばらく引き味を楽しむ。
竿のテストが目的なのだ。
まったく不安が感じられない。
隣のルアーマン氏が、気を利かして「(ネットで)あげましようか?」と言ってくれるので、ご厚意に甘える。
例によってピンボケ・・・
小さいが鋭い歯がゾロリと並んでいる。
写真だとあまり大きく見えないが、60cmくらいかな・・
こんなのがあと数匹この池には居る。
この前、コイツが20cmくらいの鱒をくわえているところを見た。
何でも食うので、きっと数通えばきっと誰でも釣れるのであろう。
だめかな・・・スピナーをバカにしてるヤツには・・・
ヤマメのほうがよっぽど難しい。
結局、イトウ1匹、鱒9匹で終了。
それにしても、試し釣りがイトウとは、贅沢な竿である。
もういいかげん日がたってしまってよく覚えていなかったり重複することもあるかもしれんが、それはそれ。
さて、朝9時からスタート。
5時間。
太った御仁と二人きりの釣り場である。
まず、スピナーから。
最近の管理釣り場はスプーンではスレまくっていて、よほど当たりでないと食わないと個人的には思う。
そこで、目先を変えてどこでもスピナーから始めることにしている。
これがバカ当たりすることも、まったくのときもある。
このときは、チョイ当たり。
で、めでたく一匹ゲット。
長かった・・・・
いや、釣れたとか取り込んだとかは一瞬であるが、この一匹にたどり着くまでが、
もうそれでおしまい。
太った御仁も、俺が見てるときには一匹釣っただけ。
昼ごろクーラーボックスに抱えて帰っていった。
はい ごくろーさん。
で やたらとキャスティングのうまい御仁登場。
ああ わかった あんた バス出身だね。
なんつーか でかいプラグをボチャボチャなげている。
上から 下から 右から 左から 右上斜め45度から 左下斜めかと思いきや右下斜め30度くらいから。
バスの人ってこういう感じがする。
さしずめバサーだ。
でかいプラグが落ちるたび ボチャ ボチャ と音がする。
あのさあ トラウトっていうのはさあ なんつーか もっと繊細じゃないのかなあ いや 繊細なんだよ きっと そんな大きなまっ黄色のドデカイプラグじゃさあ だめなんじゃないかなぁ キャスティングはうまくてもさあ なんつーか ナルシストっぽく見えるなあ ほら ぜんぜんでしょ やっぱり違うんだよ もっとミミッチクさぁ 0.8gくらいのスプーンとか ほら俺もみたいに軽量スピナーとかでさあ あれ もう帰っちゃうの? なんだかなあ 1時間くらいじゃちょっと無理でしょ 俺ってイヤミな視線発していたかな そんなこともないとおもうんだけど もしそうだったらごめんね そりゃ一匹釣れるのと釣れないのとでは天と地 まあ 竜とミミズくらいの差があるさ
ね まあ次はがんばんなよ。
と
なんだかいやに上から目線の俺様。
よく考えてみたら、俺、ネイティブでは今年はハスしか釣ってない。
さしずめハサーだ。
ハサー カコワロス・・
いや なにせ、今日は周り全部敵だから。
釣るやつは敵だ 釣らないやつは訓練された敵だ!!
ハートマン軍曹ばりの気合いの入れようでのぞんだ割りに、そのあとスプーンで一匹釣り上げて終了。
他の管釣りでは2桁も珍しくないのに、ここではホントにダメだ。
でも、ココの名誉のために言って置くが、釣れる人はホントバカスカ釣ってる。
俺だけなのだ
千葉在住のサラリーマン
休みの日はだいたい海
釣った魚は基本的に自分で捌いて自分で食う